ぼくとクレイジーワイフ

ぼくとユニークな妻との暮らしのお話です

ぼくと妻の日常

ぼくの奥さんは幾分クレイジーなところがあります。欲望のまま生きているというか…。とにかくユニークです。

まず、 彼女は家の中ではあまり動きません(笑)。自分でするしか選択肢がないもの(お風呂やトイレなど)以外は、大体ぼくが任されています。
例えば、彼女は喉が乾くと、ぼくに飲み物を要求してきます。その時は、「お茶汲んできてくだせい」と言います。

ある時、彼女は僕にいつものようにお茶をお願いしてきて、トイレに向かいました。
「トイレに行くなら、ついでに自分でお茶汲んできなよ」とぼくが言うと、彼女は「んん〜」と少し駄々をこねました。そしてリビングを出る時、「氷入りでお願いします」と捨てゼリフを残して行きました。

トイレから戻ってきた彼女に、注文のお茶を渡すと、とても満足気にゴクゴクと飲み干していました。そして、コップをぼくに手渡すと、そそくさと寝室に引っ込んで行ったのでした。

しばらくリビングでテレビを見ていると、「お願いしま〜す」と寝室から声が聞こえてきました。寝室を覗いてみると、うつ伏せになった彼女が、「お願いしま〜す」と繰り返しています。これはマッサージの合図なんです。なので少しマッサージをしてあげると、彼女は幸せそうに眠りについたのでした。

それでも、ぼくはそんな彼女との暮らしを楽しんでいます。